Endoscopy

内視鏡検査

内視鏡検査

精密かつ安全で
苦痛の少ない内視鏡検査

当院では患者様が安心して内視鏡検査を受けられるよう、できる限り苦痛をなくす工夫をしています。
検査には最新の機器を用い、拡大内視鏡・狭帯域光(NBI)観察・色素散布を駆使して胃がん・大腸がんの診断を行っています。
かかりつけの患者さんには、受診時におなかの違和感など小さな症状を確認し、前回の検査から間が空いていれば積極的に内視鏡検査をおすすめし、早期診断につなげています。

2024年4月から胃カメラ・大腸カメラいずれにおいても、通常保険で認められている鎮静剤に加え、内視鏡鎮静ガイドラインで推奨されている麻酔薬を用いて、ほぼ眠った状態での検査を行っています(保険適用外の薬剤については病院負担で使用しています)。検査前から検査終了後まで酸素飽和度や脈拍数、血圧などのバイタルサインを連続測定できる生体モニターを完備し、安全に検査を行っています。検査後はリカバリールームにて完全に目が覚めるまで経過を観察しています。検査中の介助は原則2人以上のナースで行っています。内視鏡経験の豊富なナースが在籍しており、周囲への教育も行うことで、安心してスムーズな検査が行える環境を整えています。

当院では内視鏡の洗浄・消毒に専用の洗浄消毒システムを用いており、厳密な感染対策を行なっています。
さらに洗浄後の保管には、壁掛けや単純な棚ではなく、湿度管理機能が備わったキャビネットを使用しております。患者様が心地よく、また安心して検査が受けられるよう最大限の対策を行なっています。

大腸カメラの様子

大腸カメラ

大腸カメラでは炭酸ガスを用いた送気で検査中や検査後の腹部のはりや疼痛の軽減に努めています。 また短縮法という腸を伸ばしたり押したりすることをできるだけ避ける方法で、体位変換をしながら疼痛ができるだけ生じないように検査を行っています。

日帰りポリープ切除に対応しており、切除後はリカバリールームにて担当ナースが経過を観察し、治療前から治療後まで安全に管理しています。完全に目が覚めてからご帰宅いただきます。

当院では大腸ポリープ切除術などの日帰り手術を行うための環境および必要な管理や検査、画像診断等を包括的に評価する施設基準である短期滞在手術等基本料1の施設基準を満たし、治療費に算定しています。引き続き患者様に安心して治療を受けていただけるよう努めて参りますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。

胃カメラの様子

胃カメラ

胃カメラは当日検査に対応しております。
ご予約いただければより速やかに対応できますが、おなかの症状が発生したその日でも、お食事を抜いてご来院いただければその日のうちに診断をつけ、最適な治療につなげることができます。